縁結びが有名な神社ではなくても、神社に行った際に仕事やプライベート、恋愛と様々な縁をお願いする事はみなさんあると思います。
しかし皆さん知っていますか?
せっかくお願いをしても、あなたのお参りの行動で運気を下げてしまうことがあるんです。
今回はみなさんが知らず知らずのうちにやってしまっているNG行動と、知っていたら運気が上がるオススメ行動を紹介します。
Contents
縁結びでやるべき事
まずは参拝の正しい方法を見てください。
あなたは普段できていますか?
正しい参拝方法
1.手水をして手や口を清める。
2.お賽銭をそっと入れ、二礼・四拍手・一礼の順に(出雲大社以外の神社は通常、二礼・二拍手・一礼です)。お願いごとをするときは最初に住所・氏名を心の中で名乗ってからにしましょう。
3.おみくじはきちんとおみくじを結ぶところに。
4.神社の中のものを傷める行為は控えましょう。
前述したのはあくまでもやっていて当たり前のことです。これに加えて是非下記のオススメの方法を参考にしてください。
縁結びの効果をあげる、参拝の際に絶対してほしい5つの事
・お願い事をする前に、心の中で自分が何者かを名乗る
・清い心でお願い事をする
・自分のつながりのある縁について祈る
・直会(なおらい)をする
・お礼参り
お願い事をする前に、心の中で自分が何者かを名乗る
これは重要です。神社には毎日たくさんの人が参拝に来ます。たくさんの人がお願い事をした時、全てを神様が覚えていれないですよね。
それに自分のことを名乗りもしないで
『幸せになりたいです』
なんて言われても厚かましさしかないですよね。
なのでお願い事をする前に、まずあなたの名前、住所、生年月日などを名乗ってからお願い事をするようにしましょう。
清い心でお願い事をする
お願い事をするときは清い心でしましょう。
『どうせ神様なんかいない』
『ちゃんとした参拝なんか恥ずかしい』
こんな気持ちでいては、叶う願いも叶いません。ちゃんとした形式で、ちゃんとした清い思いをお願いするようにしましょう。
自分のつながりのある縁について祈る
縁結びと良縁祈願は意味が全然違います。
つながりのある縁について願うのが縁結びです。
まだ見ぬ相手を願うのは良縁祈願です。
▼詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

恋愛で言えば、あなたの意中の人との縁を願います。
仕事で言えば、特定の仕事や契約または受注などはっきりとした縁を結んでもらいたい事を願います。
直会(なおらい)をする
直会が初耳の人も多いと思います。
直会(なおらい)とは、神社への参拝の後に神様からいただいたご利益やエネルギーを、自分の体に馴染ませることを意味します。
よく参拝の後にお神酒を配っているところがありますよね!あれも直会の一種です。
お礼参り
お礼参りとは読んで字のごとく、お願い事が叶った後に神様に感謝の気持ちを伝えにいくことです。
恋愛で縁結びのお願いが叶ったときは、カップルでお礼参りに行くといいです。
これは感謝の気持ちを伝えに行くわけですから、もし自分の願いが叶ったときに、本当に感謝の気持ちが湧いたのなら是非行くことをオススメします。
縁結びでやってはいけない事
・手水(ちょうず)をしない
・お賽銭を遠くから投げ込む
・カップルで縁結びに行く
手水(ちょうず)をしない
水は罪などを神域に持ち込まないために、必ず行いましょう。
手水(ちょうず)とは
手や顔などを水で洗うこと。社寺に参拝する前などに、手や口を水で清めること。また、その水。「手水を使う」
参考:コトバンク
正しい手水のやり方
1.まずひしゃくを右手に持って水をくみ、左手にかけて左手を清めます。
2.次にひしゃくを左手に持ち替えて、右手にかけて右手を清めます。
3.再度ひしゃくを右手に持ち替えて、水を左手に受けて口に含みます。そして口をすすいで清めます。これは魂を清めています。
4.もう一度左手を清め、ひしゃくを立て、残った水でひしゃくの持ち手(柄)の部分を洗い清めます。
お賽銭を遠くから投げ込む
お賽銭の「賽」には「神様や仏様から受けた福に感謝して祀(まつ)る」という意味、「銭」には「お金」という意味があります。
つまり神様や仏様に感謝の気持ちとして、お金を祀るんです。それを投げ込むなんてもってのほかです。
ゆっくりと賽銭箱に入れるようにしましょう。
お賽銭はいくらくらいが適正?
実はお賽銭に適正価格はありません。大きいお願い事をするときは大きなお金で、小さなお願い事をするときは小さなお金でいいと思ってる人も多いです。しかし本当は、その時あなたが思った金額でいいんです。
五円玉はお賽銭にいい?
「五円=ご縁」で縁起がいいと言うのは、いわゆる語呂合わせです。語呂合わせでお賽銭をすることは決して悪いことではありませんのでご安心を!
五円玉の面白い語呂合わせを紹介します。
5円玉2枚= 10円 |
重ね重ねご縁がありますように |
---|---|
5円玉3枚= 15円 |
十分ご縁がありますように |
5円玉4枚= 20円 |
よいご縁がありますように |
5円玉5枚= 25円 |
二重にご縁がありますように |
5円玉8枚= 40円 |
末広がりにご縁がありますように |
5円玉10枚= 50円 |
五重のご縁がありますように |
5円玉11枚= 55円 |
いつでもご縁がありますように |
5円玉21枚= 105円 |
十分にご縁がありますように |
5円玉25枚= 125円 |
十二分にご縁がありますように |
5円玉97枚= 485円 |
四方八方からご縁がありますように |
他にもカップルや夫婦なら割り切れない数字にすると、二人の円満につながると言われています。
お賽銭で使わない方がいい硬貨
お賽銭は特に使ってはいけない硬貨はありません。しかし前述した語呂合わせで考えると、オススメしない硬貨が二枚あります。
それは10円玉と500円玉です。
・10円玉:10=とお=とおえん=遠縁=縁を遠ざける
・500円玉=これ以上大きな硬貨(効果)がない
おまけ
・65円=ろくなご縁がない
・75円=なんのご縁もない
・85円=やっぱりご縁がない
単なる語呂合わせですが、お賽銭の金額に悩んだのであればこんな語呂合わせもおぼえておくといいですね。
カップルで縁結びに行く
お互いの関係をより良いものにしたいと思い、縁結びの神社に参拝に行きたい人は多いと思います。
しかし実はこれあまりオススメできません。
ある言い伝えで、
“カップルで行くとこの神様が嫉妬して二人に試練を与えるようになる”
と言うものがあります。
本来の縁結びの意味を考えると、たしかにこんなことがあってもおかしくないですよね。
まとめ
今回は縁結びの正しい作法について説明しました。
日本は八百万の神が存在する国です。縁結びの参拝に関わらず、参拝の正しい作法を身につけておくのは大事ですね。
さらに縁結びの参拝で、間違ったことをすると逆効果になるのでよく覚えておきましょう。